2021-04-07 第204回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
○古屋(範)委員 児童虐待の死亡案件につきまして、結愛ちゃんの事件、また、心愛ちゃんの事件、本当に悲しい、悲惨な案件がございました。 その中でも、子供も、例えば教師に対するアンケート調査の中で、自分は暴力を受けているということを表明をしておりました。しかし、それがなかなか生かされずに、受け止められずに、最後、死に至ったということもございました。
○古屋(範)委員 児童虐待の死亡案件につきまして、結愛ちゃんの事件、また、心愛ちゃんの事件、本当に悲しい、悲惨な案件がございました。 その中でも、子供も、例えば教師に対するアンケート調査の中で、自分は暴力を受けているということを表明をしておりました。しかし、それがなかなか生かされずに、受け止められずに、最後、死に至ったということもございました。
一方で、この翔士郎君が亡くなった前の年、二〇一九年の一月には、千葉県野田市でも小学校四年生、十歳の栗原心愛ちゃんが虐待で亡くなったと。
今、栗原心愛さんの裁判が行われているという報道に接します。その報道に接するたびに、小学校四年生のあの女の子の声がなぜ届かなかったのか、それを受け取ることができなかったのかという、我々、そういう思いを多くの者がするわけでございます。 他方で、子供の声をどこまで反映させていくのかというのは、非常に難しい部分もあります。私の地元でも、やはり、そういう子供さんの声はあります。
これはふえたということなんですけれども、これはふえたことが悪いわけじゃなくて、つまり、栗原心愛ちゃんの例でもあるとおり、そこで保護をやはりためらってしまう。自分自身に自信がないとか、さまざまな部分がある。だから、そういう意味では、これは保護をためらわないという、そのためのサポートになり、あるいはそういう意識が醸成できたというふうに考察されているんですね。
父から虐待を受けていた千葉県野田市の当時小学四年生の栗原心愛さんが亡くなってから、本年一月二十四日金曜日でございましたけれども、丸一年が経過をいたしました。先月二十三日に公表された野田市の検証報告では、救えた命だったと結論づけられております。
今回、児童虐待防止推進月間である今月、一月に児童相談所への相談対応件数はここ十年で約四倍に増加した深刻さや、昨年、東京都目黒区で、本当に胸が潰れるようなメモを残して目黒区で亡くなった結愛ちゃんとか、また、今年、千葉県野田市で、これも何度もSOSを出していたのに大人たちにスルーをされて命を落とすことになった心愛ちゃんとか、その二人の女の子の虐待死事件を挙げて、学校関係者に向けて、児童虐待が疑われる場合
二〇一八年三月の東京目黒区であった船戸結愛さん、そしてまた、今年の一月、千葉県野田市で起こった栗原心愛さん、そしてまた札幌市の事件、こういった児童虐待に遭って子供が亡くなるという事件を聞くたびに、これほどつらいというか悲しいものはないなというふうに思います。だからこそ、一人でも児童虐待で亡くなる子供の命を救っていかなければならないというふうに思うわけであります。
三番目、今挙げたことは心愛ちゃんですか、これによって似たケースは拾い上げられるんではないか、そういう意味の緊急調査あるいは緊急フォローアップです。恐らく日本全体でこれで網羅できるんではなかろうかという考えで臨んだと思います。 そこで、ちょっと三枚目のここに行きます。
ですから、結愛ちゃんや心愛ちゃんのお父さんが自分から、治療してくださいって行くはずないんですね。そうすると、治療命令が必要なんです。二十九年にやっとできて、今、そういう方々を治療できる場所って数か所しかないんですよ。十年遅れたから技術が向上しないんですね。 やっぱりスピード感とても大切だと思いますし、今、もうここまで来たら、児相だけでやる時代ではない。
○参考人(奥山眞紀子君) まず、親支援でございますけれども、今おっしゃられたような、寄り添っていける方はいいんですけれども、先ほど申しましたように、例えば結愛ちゃんのお父さん、心愛ちゃんのお父さんが、寄り添い型の治療をするからどうぞと言っても来ないというのが現状だろうと思うんですね。
今回の千葉県の野田市も、お母さんが娘さん心愛さんのことを、地獄だったというふうなことも言っておられて、そういう幼い子供が地獄を味わうというのは本当、こんなつらいものはないというふうに思うわけでありまして、何とかこういった児童虐待をなくしたいという思いで、恐らく市町村も都道府県も厚生労働省も政府も一丸になって何とかしなきゃならないという思いは皆一緒なんでしょうけれども、なかなか児童虐待がなくならないというのが
これ、たらればというか、仮の話になって恐縮ですけれども、この緊急点検を昨年の時点でもし行っておれば、千葉県野田市の栗原心愛さんも亡くなることも防げたんではないのかというふうな可能性もあると思うんですね。 なぜ、これ昨年三月に東京都目黒区における死亡事案が生じた時点でこのような安全確認行わなかったのか、これについてもお伺いしたいというふうに思います。
あとは通告している質問ですけど、二月の予算委員会で、その後もまた残念なケースが札幌でありましたけれども、結愛ちゃんと心愛ちゃん、このお二人に共通する問題点ということで、総理並びに根本大臣と質疑しました。
そして、今年一月、千葉県野田市で、同じく父親からの虐待で栗原心愛さんが命を奪われました。 昨年の段階で何らかの法改正が実現していれば心愛さんの事件を防ぐことができたかもしれないと思うと、痛恨の極みであります。政治の不作為が救えるはずの命を救わなかったのだとすれば、これほどまでに立法府の責任を重く感じることはありません。
その後も悲劇は繰り返され、ことし一月には、野田市で栗原心愛さんが虐待を受けて死亡するという事件が起きました。 結愛ちゃんが覚えたての平仮名で、もうお願い許してという悲痛な叫び、心愛さんが勇気を振り絞ってアンケートに書いた、先生、どうにかできませんかというSOSは、今も多くの国民の心を痛めています。
このときに法案審議に応じていただき、法律改正ができていたら、ことしの千葉県野田市で起きた十歳の栗原心愛さんの事件は防げたのかもしれません。 虐待から子供たちを守り、保護者を支援しようと、児童相談所を始め関係機関の関係者の方々がきょうも全力で取り組んでおられます。他方、今も一週間に一人のペースで子供たちの命が虐待で奪われている現状があります。私たちは、この状況を変えなくてはなりません。
栗原心愛ちゃんの件でも、やはり、繰り返しになりますが、教育委員会や学校の対応ということが問題となりました。そういったことを受けて、学校・教育委員会等向け虐待対応の手引きというものを、五月九日、文部科学省がつくって、これを全国の教育委員会やそして学校にもお届けをされているというふうに認識をしております。
審議もされないまま年を越えて、一月には心愛ちゃんの事件が起きました。 私は、大変残念ですし、総理がこのことを強い決意を持って臨むとされていることで、しかし、なお迅速性を欠いていると思いますが、いかがお考えですか。
例えば、心愛ちゃんの事件にあっても、心愛ちゃんは、一時保護の解除に当たって、自分のおうちには帰りたくないということを児童相談所の方にも言っておられました。しかし、その声もかき消され、また学校アンケートで、先生何とかしてくれませんかと。これも声であります。
私ども野党案は、今回、心愛ちゃんのケースが、御家庭におけるDVと、心愛ちゃん自身は性的虐待の被害者であったということも大変重く見ており、今後、こういうDVと児童虐待防止のいわば接点というか兼ね合ったところをどう対処していくかというところを重要に考えております。
この間、昨年の船戸結愛ちゃんの事件、そしてことしの栗原心愛さんの事件、残念ながら、なぜ防げなかったのか、その言葉に尽きると思います。 改めて、反省すべき課題をどう捉えているのか、厚労大臣にまず伺いたいと思います。
心愛さんの母親は、夫の暴力を受け怖い、娘も恫喝されていて暴力を受けるのではと不安、こういうふうに親族に訴えていたということであります。 娘も恫喝されていると言っているんですから、もしこの時点で糸満市が直接、心愛さんに会っていれば、もしかするとこんなことになっていなかったんじゃないかと私は思うんですけれども、大臣に、まず、このことについてどう思われるか。
そうしたさなかに実は結愛ちゃんの事件、心愛ちゃんの事件が起こって、平成二十八年の改正とは何であったのか、それを実際に動かしていくために何が欠けておるのかということで、私どもも二回にわたって野党案というものを出させていただいて、きょうの審議の場を迎えております。
平成三十年三月に東京都目黒区で発生した虐待による結愛ちゃんの死亡事件や、ことしの千葉県野田市の心愛ちゃんの死亡事件は、まだ記憶に新しいところです。児童虐待は絶対にあってはならない、誰一人、子供の命が失われないように、子供たちが幸せに暮らせるように、我々は一致団結して全力を尽くしていかなければならないと考えております。
次に、児相の体制強化について伺いたいんですけれども、野田の事件で栗原心愛さんを担当していた柏の児童相談所、管轄区域の人口が約百三十万人ということなんですけれども、この網の目の粗さというのは、やはり私はちょっと問題じゃないかなと思っております。 というのは、ちなみにですけれども、県や政令市には児相が必置されていますけれども、今、人口減少で、人口百万人を割っている県というのが全国に十県あるんです。
今回の千葉県の心愛ちゃんの事件も、きのう、初公判がなぎさ被告について行われました。 そこで、まず一問目の質問をしたいんですが、今回の法改正で体罰防止規定が入ったわけですね。体罰禁止規定が入ったけれども、ただ、根本大臣、これは体罰を見たらすぐに通報ということではないと思うんですよね。
例えば、大臣も御承知のように、今度の心愛ちゃんのケースでも性虐待が潜んでいた。あるいは、十九歳の女性が父親から、準強姦罪という形で訴えたけれども、これが無罪になったけれども、中学時代から、もっとさかのぼればもっと前かもしれない、性虐待を受けていた。潜在化し、わかりにくく、そして、子供たちには魂の殺人と言われるような傷を残すことであります。
次いで、子供の意見表明ということについてお尋ねをいたしますが、実は、今回、心愛ちゃんの事件がございましたが、それに先立って、昨年の三月、結愛ちゃんの事件がございました。五歳の女の子が、もうお願い、許してという言葉を残して亡くなっていった。そして、今度の心愛ちゃんの事件が、お父さんに暴力を振るわれています、先生助けてという言葉を残して亡くなられていった。
野田市の心愛ちゃんの事件が、実は性的虐待を受けていたのではないかということで、児相は把握をしていたということでありました。十一月に、アンケートの結果によって一時保護入所をして、そして、その中で、ズボンをおろされた、パンツも一緒に脱げたんだということを証言した心愛ちゃん。
昨年三月に目黒区で起きた結愛ちゃんの事件、本年一月に千葉県野田市で起きました心愛さんの事件を始め、心が張り裂けそうになる痛ましい児童虐待事件が相次いでいます。これらの事件を始め、親がしつけと称して体罰を行い、子供が虐待により死亡する事例が後を絶ちません。 体罰を行うことは、児童虐待につながるものであり、子供の健全な心身の育成という観点からも、決して許されるものではないと考えます。
ところが、与党が法案の審議を拒み続けた結果、二〇一九年一月、千葉県野田市で栗原心愛さんが虐待を受けて死亡するという事件が起き、悲劇は繰り返される結果となってしまいました。 心愛さんが勇気を振り絞ってアンケートに書いた、先生、どうにかできませんかというSOSが踏みにじられ、はかり知れない絶望感の中で亡くなっていったことを想像すると、痛恨のきわみであります。
結愛ちゃん事件が起きてから昨年の七月に緊急総合対策が閣議決定をされましたけれども、また今回、野田市において心愛ちゃんの虐待事件、事案が起きました。大変痛ましいことであり、御冥福を心からお祈りをしたいと思っています。 その虐待の背景にはDVもあったとも指摘をされています。
冒頭、結愛ちゃん、心愛ちゃん、和希さんのお話ししましたけど、こういう子供たちを出さない保障が今残念ながら社会として成り立っていないと、取れていないということなんですね。 本会議で、施設整備の単価の低さ、人員配置の少なさを挙げて緊急な財政措置を求めたら、安倍総理は実情を踏まえた適切な対応を検討すると答弁されました。 厚労省、検討状況どうなっていますか。
東京目黒区の結ぶ愛と書いて船戸結愛ちゃん、五歳、千葉県野田市の心に愛と書いて栗原心愛さん、十歳、東京板橋区特別支援学校一年生、平和の和に希望の希と書いて添田和希さん、六歳。生まれたときに心を込めて名前を付けた親たちだったと思われます。心からの哀悼をささげるとともに、このようなことがこれ以上繰り返されないために、大人の役割そして政治の責任は極めて大きいと思っております。
私の地元千葉県野田市において、今年一月に栗原心愛さんが亡くなった痛ましい児童虐待事件を受けて、文科省は先月から再発防止策を検討する省内の作業部会でスクールロイヤーの配置拡充を議論しているとのことです。 弁護士は、法律実務家として多くの利害関係者を調整する仕事を行っていることから、強硬な親に対応するだけではなく、子供や教師からの相談にも乗ることで虐待やいじめの芽を摘むということが期待できます。